医療業界で使用される略語の変遷

看護師として医療現場で働いていると実に様々な医療略語に出くわすことがあります。
しかもそれが現場では新旧入り混じってごちゃごちゃになっており非常に混乱しやすくなっています。
 たとえばIVHといえば中心静脈栄養のことで動脈から高濃度の栄養を輸液することを指します。
現在でもこれで通用するのですが、実は主流ではありません。
現在はTPNを使う事が一般的になっています。
意味は同じです。
厳密にはこのTPNの前にCVという言葉もあり時系列だとIVHからCVとなって現在TPNです。
 使われる言語が変わってきたことによって同じ意味なのに略語が変わってしまったものもあります。
例えばNPO(nothing per os)とはラテン語で絶食のことです。
以前はこのラテン語がよく使われていました。
しかし現在は英語を中心に使用しておりNBM(nothing by mouth)です。
 この様に医療略語は時代の移り変わりの中で変遷し、時に現場で混同されながら使われています。